サラマンジェFは2013年 福井市北の庄にオープンしました。
サラマンジェとは「食堂」を、エフ=Fukui、Fujii、Foodなどを表します。Fをキーワードにした食堂という意味です。
・食材のこと、料理のこと、おいしい話をみなさんと語らえる店であること。
・日本全国を食べ歩き、多くのシェフ達から学んだ「もてなし術」を惜しみなく出したい。
・フレンチがベースだけど、料理をジャンル分けせず、堅苦しくないこと。
・料理界のPOPであること。
それがサラマンジェフのコンセプトです。
大切な人に食べてもらいたいと感じてもらえる料理を提供します。
みなさんと楽しい食の時間を共有できれば幸いです。
デザートの一押しは、絶妙な口溶けでありながら持ち運びしても型崩れしない、どうしてもこの固さで作りたかった、シェフ渾身、スイーツ感覚の水ようかん。フレンチシェフとして温故知新の発想で、味はもちろん、テクスチャー、口溶けまで熟考し商品化しました。心地よい黒糖のコク、コーヒーの余韻、しつこくない焼き芋、控えめな抹茶の4種です。
漁港、市場関係者から、足の折れた「越前ガニのメス、セイコガニで何か作って欲しい」と当店のシェフに依頼されて始まった「正真正銘、元祖せいこ蟹のグラタン」です。内子、外子、カニ味噌、カニ身、全てを使い、手を汚さずに食べられる「せいこ蟹のグラタン」は、老若男女に受け入れられて空前の大ヒット商品となりました。中に入っているキノコは、福井県大野市で作られる九頭竜まいたけの幹を使用。単調な食感になりがちなグラタンを、まいたけの幹を使う事で楽しい食感として演出。まいたけの幹は産業廃棄物としてお金を払って廃棄していたことをから、こちらも使って欲しいと依頼されて使い出しました。まさに人脈無くして提供し続けられない品です。